アイツと、読書と、音楽と

ひと知れず されど誇らかに書け

オトナにだってサンタはやってくる。宮本サンタよありがとう!

さて、クリスマスイブということで、はりきってブログ2本目。
岡村靖幸と並ぶ我が推し、宮本浩次について書こうじゃないか。

まず、今朝寝起きにこんなニュースが飛び込んできた。
宮本浩次、サンタクロースに | BARKS
震える手で動画にたどり着くと、そこにはサンタの帽子をかぶり、赤いスーツに赤いネクタイをした、若干がに股で歩く、べらぼうに歌の上手いサンタのような妖精が映っていた。ますます手が震えた。

Softbankには、心の底から今年は感謝している。
元旦早々ギター侍としての登場には度肝を抜かれ、あの宮本浩次がラップに挑戦した「解き放て、我らが新時代」が誕生し、12月にはユーミンの「恋人はサンタクロース」をカバー、そして本日限定のこの貴重な赤い宮本。

きよしこの夜」を敢えて英語で。私は朝、さっそくこの動画を保存。1時間半の通勤時間の全てをこの動画、いやこの歌声を聴くことに費やした。今日ほど通勤時間が短く感じたことはない。
大人になると、家族へのクリスマスプレゼントを用意したり、ケーキを買ったりと、自分自身のクリスマスをゆっくり味わうことが年々減ってくる。
しかし、今日の宮本さんのこの歌は、

「今年の私、全肯定!」

と思わせてくれる、そんな優しい歌声だった。大人になってもサンタはどこかにいるし、どこかにプレゼントは隠れている。

 

思えば今月は宮本浩次から大きな大きな歌のプレゼントを受け取っていた。
大好きなカバーズフェスの公開録画、同じく岡村ファンでエレカシファンである友人が当てて同行させていただく幸運に恵まれた。
すでに放送されたので、ご覧になった方も多いだろう。
小坂明子さんの名曲「あなた」。
宮本は放送前のコメントで「練習の時に涙が流れて…。」と言っていた。
16歳の少女が作った実に純粋なあの曲を、涙を流しながら練習する53歳は日本広しといえ、宮本浩次ただ一人だと思う。どれだけピュアなんだ。おそらく歌っていた宮本の中には完全に16歳の少女が居たのだろう。その証拠に、生でその歌う姿を見たときに、間違いなく自部屋でレースを編む宮本、子犬と戯れる宮本、坊やとして走り回る宮本の姿が浮かんできて眩暈がした。
冬の花」でみせた熱情とはまた全く違う、10代の女の子が持つ純情を実に見事に表現した素晴らしい歌唱だった。どんなに絶賛しても、したりないほどに。

歌が持つ力というものを今年は本当に宮本浩次から学んだ気がする。
ソロとして歌に集中した時の、この人が持つ想像をはるかに超えた力というのを何度も何度も
この目で見ることができた。
そんな人が、12月24日にサンタとなってあらわれたわけだ。
確かにサンタは存在する。

このサンタは、来年すでに主題歌2本が決まっている。売れっ子サンタを追いかけなくちゃ。
みなさんにとっても、良きクリスマスでありますように!

f:id:sakurakanade:20191224135310j:image