アイツと、読書と、音楽と

ひと知れず されど誇らかに書け

「春風亭一之輔のおもしろ落語入門」

 

始まりは神田伯山の伯山ティービィーから。

松之丞が六代目神田伯山になった日【全30回】 - YouTube

松之丞時代からラジオを聴いていて、一度独演会にも行きました。講談に興味を持つとは、自分でも驚き。当然伯山襲名興行を映した伯山ティービィーも全部観ました。これがまた面白かった。何より寄席の楽屋風景がとてもいい。寄席とはなんとあたたかみのあるところだろう、と思って観ていたら、噺家のイメージとは違うパーマをあてたいまどきのあんちゃんがよく登場することに気がつきました。こちらが現在私が推している柳亭小痴楽師匠。

柳亭小痴楽 - 協会員プロフィール|落語芸術協会

一度気になり出すと止まらない。いろいろ検索して動画で落語も聴いてみる。しかし、東北育ちの私に威勢の良い江戸言葉が聞き取れないという落とし穴が!そこからは、ひたすら古今亭志ん朝の落語を聴いてリスニングを鍛える日々。志ん朝が聴き取れれば小痴楽もイケるとふんだ私の目論見は間違っていなかった、そして落語の知識も増えてきたところで生の小痴楽師匠の落語を聴きに行くようになりました。面白い!もっと落語が聴きたい!となり、気づいたらApple musicに春風亭一之輔師匠の落語がたくさん入ってる。これを聴くようになったら、ますます面白い!

ということで、こんな落語会にも行きました。

 
 
 
 
 
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A post shared by 佐倉奏 (@seiko3814)

落語って、音源で聴いたり、テレビで観たりするより生で聴くと何倍も面白いんですよね。ライブと一緒。ナマモノです。生きてます。

40代の一之輔師匠、30代の小痴楽師匠、私がばあちゃんになっても、きっとまだ高座に上がっているはず。老後に向けての初期投資として、推しの落語家を増やしていこうと思っています。

そんなわけで図書館の児童書コーナーで見つけたこの一冊。私のような初心者にはピッタリの本。表紙も挿絵も山口晃氏、これだけ見ても楽しめます。

笑点の新レギュラーになった一之輔師匠、年間900席もこなすのに、どこにそんな時間が?と驚くばかりですが、これからますますチケットは取れなくなることでしょう。寄席だ、寄席に行こう!